自堕落な風景
シネマティックであり、小綺麗さを感じるが、実際にやっている作業は写真にぼかしをかけて、色を不自然に強めることに過ぎない。
果たしてこれが最も美しい瞬間の描写となり得るのか、いつも疑問ともどかしさを持っている。

この季節のジェラートは驚くほど早く溶ける。歩きながら食べていると、東京タワーが目の前にそびえ立っていた。手元を見ると、溶けたジェラートは滴っていた。
手は甘い香りになったが、幸い目的地にて洗い場があり、ことなきを得た。

Back to Top